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▼T−BOXのトロトロさん:
口頭発表を聴いていただいてありがとうございます。
担任の先生も興味をもっていただけるといいなー。
発表後,ほんの数秒だけお話しができましたが,もっとゆっくりしたかったです。
いつかその機会があるといいな。
佐々木正美先生といえば…。
私がはじめてTEACCHに出会ったのは,養護学校1年目のときに担任した生徒の保護者からいただいた,佐々木先生の講演のカセットテープでした。もう8年前。当時はTEACCHの情報がなかなか無くて,構造化って何?というかんじでイメージが全く持てずに苦労しました。講演は音だけだったし(カセットテープだから),本を読んでも構造化の写真てなかなか載せてなかったんですよ。今はすごい情報量ですよね。
>Tさんが、「山口先生忙しいはずなのによく行ったね。」と関心していました。
>特殊教育に戻ってくる気あるのかとも。
えへへ。Tさんとも話がしたいです。
実は先ほど,自閉症カンファレンスの1日目に発表されていたトミーさんのサイトを見ていて,私が養護学校から一時離れようと思った理由の一つを思い出しました。
http://homepage2.nifty.com/tomy_s/
このサイトの「私の考え」の一番最初の文章です。
私はトミーさんほど勉強もしていないし,実践も積んでいないのですが,それでもここ2年ほどいろんな研究会や学校の研修会によばれては,個別の指導計画とか自閉症指導のことをもっともらしく語るようになりました。自分の書いた原稿が本にも載るようになりました。すると,そういう「実績」によって,自分のイメージが自分本来の姿からどんどん離れていくような,ちょっと恐ろしいというような気持ちになってきたのです。養護学校に赴任して1年目とか2年目とか,がむしゃらに勉強していたあのころとなんか違う。そんな感じがしてきました。それで,もう一度振り出しに戻って,勉強しなければいけない環境に自分を放り込んでみようかと…。
もちろん,今の学校に変わったのは,それだけの理由ではなくて,いろんな計画や希望があるのですが,でも「特殊教育からさよならした」とは全く思っていないのです。一時戦線離脱ですが,また何らかの形で特殊教育に戻る予定です。そして一から出直したい。
あ,話がそれました。しかも長文…。
> TEACCHの反論として、「障害児に訓練をさせることへの非難」「情緒的でない」というような意見が、仙台には根強くあるように思います。あと「自閉症なら誰でもTEACCHが有効ではない。」とか・・・万能ではないけれど、成果を上げているから今一番支持されていると思うし、意見を言う人は、カードを使った
>指導の部分だけをTEACCHと言っていて、手厚いトータル支援であるとは観ていないんですよね。
批判する人は問題を正しく認識できていない人だと思います。目の前の自閉症の生徒にとって,今,何が問題か。それが正しく認識できれば,TEACCHの知識が無くても自然にそのようなやり方になるはずです。TEACCHを公然と批判する人は,「私は生徒のことをよく見れてません」と宣伝しているようなものです。生徒のことをよく見れないので,自分の指導で生徒が困っているのにもまったく気づきません。困ったものです。
今日は久々に余裕があるので,筆が滑ります,この辺でやめておこう…。
TEACCHの勉強会…仙台でこういう動きが出てきてとてもうれしいです。T-BOXの活動が,自閉症の人たちの住みやすい社会にきっとつながりますように。活動の様子など,よろしければ時々教えてください。
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