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はじめまして。私は、知的障害の方に対しどうしても捨てきれない偏見を持っています。それと言いますのも、小学校4年生の時の体験が心的外傷となってしまったからです。どうぞ、聞いてください。
私の通っていた小学校では知的障害をもつ子供達のために1クラス設けられていました。レクレーションや掃除などを普通クラスの子達と一緒にし、みんな仲良くしていました。私の班がちょうど、その障害児学級の掃除になった時のことでした。私は、窓のサンに乗り、窓の外側を拭いていました。(その時、体は外にでています。支えは上部サンをもつ左手だけです。どこにでもみられる、窓拭きの光景だと思います。クラスの場所は1階で、地面からの高さは80cmほどです。)
その窓拭きをしている私に、知的障害をもつA君が全体重をあずけもたれかかってきました。私は、「やめてー!落ちるー!お願いやめてー!!」と叫びました。A君は確かに体格は小柄で2・3年生くらいでしたが、それでも私は雑巾をもちつつ、両手でサンをつかんでいるのがきつかったのを憶えています。 それでもA君は「エヘヘ〜」と、笑いながら私の胸をもみはじめました。
私はさらに大きい声で「やめてー!!」と叫んでいました。同じ班の子は、ビックリしている子や「やめー!!」といってとめてくれる子と、さまざまでした。そして「先生よんでくるー!!」という声で、ようやくA君はやめて「ごめん。ごめん。ごめんよー。」と言っていました。その後、すぐに先生が来たので、複雑な気持ちのまま許すことになってしまいました。
未だ、私の記憶にはそのことが鮮明に残っていますし、深く傷つきました。
知的障害をもつ方には、本当にすばらしい考えや行動力、尊敬する方もいらっしゃいます。それでも、私にはトラウマは消えないのです。もし、あのまま手が離れて落ちていたら、私が非難されることになったのではないか、などど思ってしまうくらいです。A君を非難することが、私にはできるのでしょうか?その私を、他の知的障害の方は応援してくれるのでしょうか? 私には疑問です。
どうぞ、これをお読みくださった知的障害のお子様をもつ、ご家族の方どうぞ参考になさってください。私のような被害者がでないように。。。。。
長・乱文お読みくださってありがとうございました。
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