|
▼木イチゴさん:
お久しぶりです。
>6年生ともなると夏休みの課題がかなり多く、それがプレッシャーとなって、
>「どれも完成出来ない」状況になってしまいました。
>
>焦り→不安・こだわりが強くなる→完璧じゃ無いとダメ→
>宿題全部出来ないから学校行けない→不登校→不安・こだわり増強・・
他のみんなはできているのに,自分はできない。
そういうところで焦りを感じて,自己否定の感情に支配されていく。
というような状況が目に浮かんできます。
自分を肯定的に受け止めるということは,生きていき上でとても大切なことです。(そう書いている私もけっこう自分に否定的になったりするんですが)それに関連して,自尊感情とかセルフエスティームという言葉があるのですが,もしよろしければそれらの言葉でウェブ検索をしてみてください。もしかしたら,ためになるページが引っかかるかも。
また,例えばこんなゲームもあります。2人か3人になって,まずは自分の長所をできるだけ紹介します。他の人は聞き役だけ。制限時間はそのときどきですが,例えば1分とか。3人いたら3分で終了。次に,自分の短所をまたできるだけ多く紹介するのですが,今度は聞き役の人は,それを長所として言い換えてあげます。例えば「忘れっぽいんです」という短所は「へー,じゃあとても気持ちの切り替えが早くできるってコトですね」というぐあいに。私たちはこのゲームのことを「オセロ紹介」と言ってます。
今まで短所だと思っていたことが,見る角度を変えることで長所になってしまう。短所も長所も,自分の特徴のひとつなんだなと気付いたりするんです。木イチゴさんが,息子さんについて一人で練習のつもりでやってみたらいかがですか?息子さんの長所を箇条書きでかけるだけ書いてみる。そのあと,息子さんの短所をできるだけ多く書いて,それを長所として書き換えてみる。けっこう面白いかも!
>ただ、9月には修学旅行がありましたが、それは何とか参加しました。
>その後タイミング良く1年間休んでいた(不安定になってから止めた)空手の合宿があり、
>「大人の人とはしゃべれない」と言っていた息子でしたが、
>そして、先週の月曜日からやっと自宅での勉強が出来るようになりました。
こういうちょっとしたチャレンジの成功,うれしいですよね。きっと息子さんも手応えを感じているのではないでしょうか。その辺のことを,「できた」と共有してあげるとどうなるでしょう。
>ただ自分では器械ものは苦手だと思っているふしがあって、余り触らないのですが、
>私が撮ってると、「やらせて〜」と言ってくる時もあるので、私が撮る機会を増やせば良いのかな〜と。
デジカメはパソコンと違って,スイッチを入れてシャッターを押すだけですから,きっとすぐに慣れますよ。イベントだけのデジカメにしないで,例えばデジカメで毎日楽しかった場面を撮るとか,それをブログにしちゃうとか,そういうアイディアはどうですか?こういうのは,学校の勉強と違って「評価されないこと」(友達と比較されないこと,しなくていいこと)なんです。息子さんが自分のペースで取り組める楽しみが増えるといいなあと思います。
|
|