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サロン終了・・・幼児期のお母様方のジレンマ・・ きらママ 03/6/12(木) 22:16
相手を理解する方法は? Sphinx 03/7/12(土) 19:57

サロン終了・・・幼児期のお母様方のジレンマ・・
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 きらママ  - 03/6/12(木) 22:16 -

引用なし
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   こんばんは〜!!
とりあえず、今日、サロンが終了です。お手伝いのお母様方以外に、23名の方が参加されました。
そうなると、もちろん私一人で切り盛りできるはずも無く・・・。
お母様方を、就学前、小学校(特殊学級在籍と普通級在籍)、高機能、ADHD、LDの小学校高学年、高校生の四グループに分かれてのトークです。それぞれに、家庭でいろいろ取り組んでいらっしゃるお母様方が入ります。途中、聞きたいテーマでディスカッションしているグループへの移動もありです。

もうもう、盛り上がるどころではありません。未就学児グループ、小学校の一部は12時では終わらずに、13時までトーク!!

高機能、ADHD、LDのグループは、就労問題で盛り上がりました。
トロトロさん!!本当にありがとう。とても助かりました。また、助けていただいたお母様方が多かったと思います。

特殊学級グループは、やはり、学校との問題ですね?・・ただ、私は、このグループにいる時間が少なかったので・・・・。(すみません。)どうしても、いろいろ話したい方は、解散後個人的に短い時間でしか無かったのですが・・という感じでした。

普通級に在籍しているグループは・・・・。これからの進路・・。あと、今までの苦労、特殊で無いが故に、特殊のお母様、健常児クラスのお母様にわかってもらえない胸の内・・・。辛い事、話しても共感を得られないジレンマ・・。
一人のお母様は、話しをしているうちに泣き出してしまいました。
でも、それだけいっぱい、いっぱい一人で抱え込んでいたんですよね!!
ここも、同じく普通級在籍のお母様が聞き役です。
ここでは、学校に求める事、家庭でフォローする事・・・進学,進路に付いて・・
あと、お互い共感する事、出来る事の安心感、仲間意識といった感じでしょうか。

問題の未就学児グループ・・・
私はここに関わる時間が一番多かったような・・・。
障害理解の大まかなところ・・・理解よりも共感です。(子どもたちが私たちの世界をどのように感じて過ごしているのか?アラブの市場とアメリカのダウンタウンとアメリカンスクールにポイット一人、放り込まれたら・・・)
あと、常同行動の持つ意味、かんしゃく行動の持つ意味は?・・なんて、他のグループを回っている間の宿題としてを出したり・・・。意地悪な私。

既に子どもを正面から捉え、取り組んでいるお母様が何人もいらっしゃいました。この場合の一番の問題点。保育園、幼稚園です。
それも、「私は障害児の教育に40年も取り組んでいます。だからこそ、お母様方の話ではなくて、私の経験から・・。幼児期には、トレーニングもしつけよりも・・・。自主性とお友達の中にいることです。IEPとか個別的なマンツーマンの指導とかは必要ありません。お母様の意見ではなくて、公共の立場のしっかりした方の意見なら私も考えますが・・・」と、豪語してお母様方の話を聞こうとしない教育者がいるという事です。

こうなると、有効な医療と専門的なサービスの活用の仕方・話の持って生き方・・という事が話題になります。
大切な幼児期・・・・真正面から取り組んでいるお母様方、一緒に将来生きていくために・・・・その思い。
こうなると・・・・「専門家・・・・もっとしっかり、してくれよ〜〜!!」「プロとしての自覚と責任と自意識過剰を一緒にしないで欲しい・・・」・・・と、またまた思った私のでした。

・・・・宣伝効果。少しですが(失礼な言い方・・・)、手ごたえありです。
勉強会は、サロンよりも少ない人数・・・。サロン参加の方がほとんど同じなので、もっと、じっくり、その方たちの聞きたい内容で持っていけたらと思います。
積極的に子どもと真正面から取り組んでいるお母様方を、またまた・・発見!!
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相手を理解する方法は?
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 Sphinx E-MAILWEB  - 03/7/12(土) 19:57 -

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   ▼きらママさん:

怒濤の連続講義,おつかれさまでした!
苦労した甲斐あり!ですね。

>問題の未就学児グループ・・・
>障害理解の大まかなところ・・・理解よりも共感です。(子どもたちが私たちの世界をどのように感じて過ごしているのか?アラブの市場とアメリカのダウンタウンとアメリカンスクールにポイット一人、放り込まれたら・・・)

>この場合の一番の問題点。保育園、幼稚園です。
>それも、「私は障害児の教育に40年も取り組んでいます。だからこそ、お母様方の話ではなくて、私の経験から・・。幼児期には、トレーニングもしつけよりも・・・。自主性とお友達の中にいることです。IEPとか個別的なマンツーマンの指導とかは必要ありません。お母様の意見ではなくて、公共の立場のしっかりした方の意見なら私も考えますが・・・」と、豪語してお母様方の話を聞こうとしない教育者がいるという事です。

この話,本当…なんてしょうね〜。ヘナヘナと力が抜ける気分です。「お母様ではなくて公共の立場のしっかりした方」ですか。○○大学教授とかそういう肩書きがあればなんでも信じる,肩書きのない人間の意見は聞き入れない。そんな人間関係しか持てない人に教育をしてほしくないなあ。

ところで,皆さん相手を理解するために,どんな方法を用いるんでしょう。特に障害があって言語的にコミュニケーションを取るのが難しい相手をどうやって理解するんでしょう。

私はこんなイメージでとらえています。ちょっと数学っぽい話になりますが。

今,ひとつのブラックボックスがある。その箱の側面には「f(x)」と書かれてある。

□□□□□□□□■■■■■■
□□□□入り口→■f(x)■→ 出口
□□□□□□□□■■■■■■

※□は形を整えるための埋め草です。無視してください。■で囲まれてるのがブラックボックス。

この箱にはひとつの入り口とひとつの出口があって,そこを数字が出たり入ったりする。
中身がどんなものなのか,この箱がどんな働きをするものなのか,今は分からない。
そこで,とりあえずいろんな数字を入れてみる。
 1を入れたら,3が出てきた。
 2を入れたら,6が出てきた。 (もしかしてf(x)=3x ?)
 3を入れたら,11が出てきた。(あれ?違うや…)
 0を入れたら,2が出てきた。 (ほほ〜)
ここで今までの結果をグラフにしてみると,やや!2次関数のようだ。
ということは…
 f(x)=xの2乗+2 かな?
じゃあ,4を入れたら18が出てくるかな?
 4を入れてみると,確かに18が出てきた。
となると,やはりこのブラックボックスはf(x)=xの2乗+2 なんだ!

要するに,いろんなアプローチをして,相手の反応(表情,動き,目線など)をモニターする。インプットとアウトプットの関係をいろいろ調べていって,その相手が受け入れる方法や内容を検討していくということです。私はいつもそうやって生徒たちとやり取りしています(今,高校生を相手にしているときでも)。こういうやり方って,もしかして文系の方はあまりなじみがないんでしょうか?あるいは「冷たいやり方だ」と思われる方がいらっしゃるんでしょうか?

自閉症のこどもに特別な手だては不要と言ってはばからない先生とか,自閉症の子に怒鳴りつけておいてそれを指導だと豪語する先生とか,あるいは40年間自意識過剰でこどもや親に迷惑をかけ続けている先生とか,そういう先生たちの存在を聞くと,どうして相手が困っていることが分からないのか?と素朴に感じてしまいます。もしかして,相手を理解するための回路が違うのだろうか?違うとすれば,その誤差を縮める方法はあるのだろうか?

そんなことを考えさせられる,今日この頃です。
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