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はじめまして しゃちほこ 04/8/24(火) 0:33
Re:はじめまして Sphinx 04/9/23(木) 17:44

はじめまして
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 しゃちほこ  - 04/8/24(火) 0:33 -

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    検索していたら、縁あってこちらのサイトをのぞかせていただきました。
 東北の事情に詳しそうな感じがしましたので、初めてながら図々しく、
質問を書き込ませていただきます(^^;

 私は愛知県の某養護学校で教員をしています。今年で六年目になります。
 正直なところ、一次試験に合格するまで、
盲聾養護学校の存在は何となくは知っていたものの、
大学では理学部に在籍していて免許は中高数学しかなく、
自分は全く関わることのない(というより関われない)世界と思ってきました。
 それが、教採で高校数学の枠で受験し、一次合格の通知に大喜びしたものの、
よーく落ち着いて読み返すと…何故か「盲聾養中高数学」となってたのでした。
 しかし、私は「あぁ、障害持つ生徒と過ごすほうが、
普通高校の生徒とは違う素晴らしい感動や魅力を味わえそうだなぁ」
と前向きにとらえ、そのまま二次にも無事に合格して現在に至ってます。

 けれども…五年経つなかで、どうしても納得のできないものを感じてきました。
 愛知県の教員人事は、高等学校と特殊学校の間には分厚い壁が張られていて、
例えば私のように、いったん特殊で採用されてしまうと、
絶対に高校へ異動することはできないようになっているのです。

 私は今も、上に書いた「障害持つ生徒たちと過ごす感動や魅力」は、
失せることなく、いや初任時以上に強く実感しています。
 ただ、それとは別に折角中学・高校でも、
生徒指導や教科指導等に携わる資格をきちんと与えられていながら、
自治体の都合でその機会に恵まれないというのは、とても歯がゆい思いです。
 やはり、持っているものは最大限に生かしたいです!

 その点について、東北の教員人事は現在どんな感じでしょうか?
 お分かりの範囲内で構いませんので、どうか教えて下さい。
 
 来年度に向けて、再度教採を受験する準備を始めています。
 東北はちょっと遠いですが、高校ー特殊間の人事が、
柔軟に行われている県があるようでしたら、候補に入れるつもりです。

 よろしくお願いします<(__)>
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Re:はじめまして
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 Sphinx E-MAILWEB  - 04/9/23(木) 17:44 -

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   ▼しゃちほこさん はじめまして。

> 東北の事情に詳しそうな感じがしましたので、初めてながら図々しく、
>質問を書き込ませていただきます(^^;

いえ…そういう行政がらみは,完璧に苦手分野です。

>大学では理学部に在籍していて免許は中高数学しかなく、

私と同じですね(学部は)。免許は私は高校理科のみです。

> 愛知県の教員人事は、高等学校と特殊学校の間には分厚い壁が張られていて、
>例えば私のように、いったん特殊で採用されてしまうと、
>絶対に高校へ異動することはできないようになっているのです。

そうなんですか。

> ただ、それとは別に折角中学・高校でも、
>生徒指導や教科指導等に携わる資格をきちんと与えられていながら、
>自治体の都合でその機会に恵まれないというのは、とても歯がゆい思いです。
> やはり、持っているものは最大限に生かしたいです!

そうですね。私は宮城県の教員ですが,初任が普通高校(進学校),2校目・3校目が養護学校,そして今は再び普通高校です。もし希望が叶うなら,次からは養護学校ひとすじでいきたいなあと考えています(今のところ)。

宮城県では,高校←→養護学校の行き来は,ときどきありますよ。昨年も,うちの学校から利府養護に転勤していった先生がいました。その先生は福祉が専門の先生ですが,福祉で障害のことを教えていながら,自分自身の体験がないということで,養護学校を希望して行かれたそうです。

ただ,私が高校から養護学校に赴任したときに,ある先生から「高校から来た先生は使い物にならないかならあ…」と言われました。そういう先生の気持ちもちょっと分かるなあと思いつつ,でも私が見た範囲では,そんなこともないのでは?という感想を持ってます。

それから,養護学校から高校に転勤するときに,校長から「そろそろ腰を据えろ」とも言われました。やはり,2足のわらじを履くとなる,それなりに努力をしなければいけないわけで…。勉強量も人の2倍になりますから,けっこう大変です。養護学校での経験が,「そのまま」高校に生きるわけではないんですよね。教科指導のスキルアップは一からやっていかなければならないわけですし。でも,養護学校を経験していることで,生徒を見る視点が豊かになることは確かだと思います。難しいところですね。

例えば,養護学校にいながらにして,高校生たちを指導することもできますよね。私の場合は,JRC(青少年赤十字)とのつながりがあって,養護学校に勤めているときも,毎年夏休みにいろんな高校の代表生徒と2泊3日の研修をともにしていました。また,今ならMAP(宮城県で進めている冒険活動をともなう体験学習)の講師として,高校生の相手もできるでしょう。教師としてではなくても,例えば養護学校の生徒の余暇活動に,高校生を巻き込んでしまうとか,今の先生の立場から,高校生に何かを伝える場面をつくることも可能なのかな〜なんて思ったりします。

高校生に伝えたいことがある…これは私にもよく分かります。でも,そのために教員採用試験を受け直すという選択は,すごくハードなチャレンジだなあなんて思いまして,私の感想を書きました。読み直すとなかなか読みにくい文章ですが…。
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