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▼Norikoさん:
>私は「子供は自分で将来を見据えた判断はできないんだから、親がちゃんとやらせなきゃ。そして、子供が自分でふと気付いたときに、どういう将来でも選べるような学力が付いていた方が幸せなのでは。」と思うんですが、おにーさんは「きゅうきゅう勉強させて、好きなことを学べるようになるまでに疲れさせるよりは、今から好きなことをして元気に生きていってくれれば」と言います。
「きゅうきゅう勉強させる」の中身をどうとらえるか,人によっていろいろありそう。うちはまだ幼稚園児なので勉強は始まっていないけど,小学生に上がったら,私が家で仕事をしている時間帯(早朝)に,一緒に勉強させたいなって思っています。毎日決まった時間に決まった場所で勉強に取り組む…という習慣をつけさせるのは親の役目かな。だけど,学習塾にやるつもりはありません。今どきの小学生は,夜10時ぐらいまで塾で勉強しているらしいですが,そういうのは「きゅうきゅう勉強させてる」(しかも他人任せ)って私は思います。
自分を振り返っても,こどもの頃は野山や小学生の縦社会で学んだことがすごく大きいです。そういうのは,奪いたくないですね〜。TaroやAyuにはこの秋保の自然の中でしっかり遊んでもらいたい。遊びの現実も,今はみんなで集まって「TVゲーム」だそうですね。視線が並行(みんな画面を見ている)。「好きなことをして元気に生きてくれれば」の好きなことが「TVゲーム」だったりするなら,私はそれは認めません(少なくともこどものうちは)。
>Sphinxさんは後者のような保護者さんとつきあう場面も多いと想像しますが、どう考えます?
保護者との関係が問題になるのは高校よりは養護学校ですが,養護学校でも勉強に積極的な保護者と,のんびりさせたいという保護者がいました。私は基本的に保護者の考えを基盤に物事を進める方なので,特に衝突することはないです。もちろん,少しずつこちらのペースに引き込もうという仕掛けは作ってやってました。でも,やっぱり1年ではなかなか難しかったですね。高校に転勤したあとも,他の先生方の実践を聞いたりして,今度養護学校に行ったらこうしたいなって思っていることがあります。次に行く時はもうちょっと積極派(保護者と学校のタイアップで勉強がんばろう派)になるかも。
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