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▼Norikoさん:
> このようなタイプの障害と性格というもの境界は、私のような素人目にはぼやけているように思いました。
おそらく専門家が見ても連続的だと思います。自閉症スペクトラムなどと表現します。岩鉱Iにいうと,完璧な自閉症と完璧な正常を端成分とする固溶体というかんじでしょうか。その連続体のどこからが障害ということになるのか,私も詳しいことは分かりません。
軽い自閉症まで入れると出現率は100人に1人ぐらいという話も聞きますので,本当に身近にいるんですよね。大学の数学科あたりにも多いという話も聞いたことがあります。私自身,シングルフォーカスだったり,予定外の出来事に対応できなかったり,電話で用件だけしゃべって切ってしまったり(少しは世間話もするものだよ…と学生時代に先輩の女性から教えられました),冗談の話を本気にしてしまったり,「自閉成分」をけっこう持っているほうじゃないかなって感じています。
いろんな特性の人がいて,それは努力するとかしてないとか,そういうものではなくて,それがその人のありようなんだということを,たくさんの人が認めて受け入れられるような社会になると,「ちょっとかわった」人達も,今よりずっと生きやすくなるのかなって思います。
こだわりの成功者
http://web.kyoto-inet.or.jp/org/atoz3/kado/book1/asp-guard.htm
こんな記事がありました。英国ガーディアン紙の記事の日本語訳です。大学の数学教授や,あのビル・ゲイツ氏の話題が出ています。もちろん,自閉症の関連で。
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