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▼きらママさん:
>本格的には、小学校の1年生からですね。
>だって、学校という所は本人の理解しない場面での時間、空間が多いから・・。
>(例えば、朝会諸々・・。本人は、意味を理解しないままに参加しているし・・)
んー,なるほど。
入学して一番最初にある「入学式」など,意味の分からない時間の典型ですしね。私たち教員が意識しないで「待つ指導」をしてしまってるということもあるわけですね。(^_^;)
>まずは、毎食後の「ご馳走様」・・・パパまたはママが言うまでは、座って待つ。
>だから、私たちは彼のペースを見ながら、言うタイミングを配慮します。
>初めの頃は、それこそ5秒・・それを,少しずつ伸ばしていきます。
>絶対に好き勝手に立ち上がることを許しません。
>だからこそ、彼のペース、状態を見ながらタイミングを計ります。
実態に合わせてスモールステップで…ふむふむ。
>それはそうだけれども・・。きつい言い方をしてしまうと、それだと、学校のプログラムが亜空間のプログラムに感じてしまいすよ。親としては・。「親が必要としている事なのに〜」・・って。
んー,というか私の場合は,待つための時間をどうやって伝える?っという方向に思考が進んでしまうんですね。具体的には,例えばタイム・ログやQHW(クォーター・アワーウォッチ)などの視覚支援グッズを使ってみると思います。「何もしない」で「見通しのない」状態で待つというのは自分でもかなりきついので,とりあえずは「見通し」を持ってもらえれば…と。
タイム・ログ
http://www.mentek-godai.co.jp/seihin/timelog/ntimelog.html
QHW
http://www.mentek-godai.co.jp/seihin/qhw/nqhw.html
こういうグッズを使うと,時間ですら視覚化できてしまいます。これらはかなり高価なんですが,この代わりに大きめのキッチンタイマー(持ち歩くには不便)でもイケルかもしれません。また,PalmというPDAを持っている場合は,こんなタイマーも使えます。こちらは持ち歩きOK!
Palm Time Aid 1.2
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley/1954/palm_time_aid.html
ちなみに,PalmなどのPDA(電子手帳みたいなもの)は,比較的ハイファンクションな自閉症の人が自分で持って使うにはなかなかいいグッズではないかと思っているんですが,誰か自閉症の人で使いこなしている人はいないかな…。(YOSHIさんは使ってませんか?)
でも,こういうのをバッサリと切り捨てて,ホントに何もしない時間があっても,いいのかな〜なんて,きらママさんの書き込みや下のnancyさんの書き込みを見て,宗旨替えをしているところです。
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