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▼Norikoさん:
東海地方の中学生で「地震予知がテーマ」というのは,よく理解できるというか,切実だな〜。その修学旅行は,先生が引率してくるんですか?だとしたら,本当にたいへんですね!
>まさに「そりゃー私たちが今一生懸命考えていることです」ということで(^_^;)。
>こんな問題意識の持ち方をし続けてほしいし、解決策を自分の頭で考える、ということも今後やっていってほしいと思いました。
将来が楽しみな生徒たちですね。こういうこどもたちには,将来,しっかり自分のギフトを活かして,社会のために働いてほしい!
うちの学校では,一年生の時に「職業人インタビュー」と称して,同じような職場訪問学習を行っています。うちの場合は,美容室とか病院とか,将来なりたい職業に就いている人にインタビューするというもので「働く」というところに重点が置かれます。エリアも,遠くて仙台か福島まで。自分の研究を深めるために全国をまたにかける中学生っていうのはスケールが大きい。
それにしても,心配なのは,その訪問を受ける側の手間ですね。Norikoさんのところにも,毎年いろんな学校から来たら,さばききれなくなるのでは?
向山で地学部を持っていたときに,研究のヒントをもらいに,生徒たちを連れて東北大学の森先生を地学棟まで訪ねたことがあります。コンタクトをとったのは私ではなく,当時講師として来てくれていた先生です。高校生のためにわざわざ時間をとってくれて,話を聴いてくれて,アドバイスももらいました。生徒たちにはかなりインパクトがあったと思います。
ただ,やはり有名人とか,その道の一線で活躍している人を,一般人が(無料で)独り占めしてしまうのはどうかなっていうのがありますね。もっと身近なところで,相談はできないのかな?って。インターネットの時代になって,以前には連絡の手段がなかったような人にも,気軽にメールすることができるようになりました。私もいろんな方にメールを出すときに,あるいは出そうかと考えるときに,それは本当にその人に聞くべきことなのか…ということを,かなり吟味します。今回の中学生たちも,そういうところも含めて学んでくれるといいなあ。
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