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▼きらママさん:
>今度、こたろうさんがよかにゃんキャンプの事を日本キャンプ協会の「CAMP MEETING IN JAPAN 2005」で発表します。
河北新報社の記事に続いて,「よかにゃんキャンプ全国に発信!」ですね。
自閉症児のキャンプというと,朝日新聞厚生文化事業団のキャンプがずいぶん歴史があるんです。自閉症カンファレンスやその前の療育援助セミナーで,福田年之さんがとても楽しい発表をされていまして,いつか自分もこんなキャンプをしてみたいなといつもうらやましく思っていました。
http://www.asahi-welfare.or.jp/jigyo/jigyo3.html
>当然、展示用サポートブックセット、キャンプのスライドなど上映、展示=「回してみてもらう」します。
よかにゃんキャンプの先進性は,親御さんの主体的なかかわりにあると思います。キャンプに「送り出す側」と「受け取る側」という立場ではなく,ともにキャンプを作りあげるというかかわり方。だけど,それで親がキャンプのすべてを仕切るのではなく,仕切るのはあくまでもキャンプのリーダーたち。
親御さんはサポートブックを作成する過程で我が子を見つめ直し,そのサポートブックがキャンプで実際に活用されている場面を見ながら,我が子の成長や課題を見つけ出す。
もちろん子どもは,サポートブックによる効果的な支援の中で伸び伸びと活動して成長するし,キャンプリーダーも,かかわりの中で多くのことを学んでいきます。
キャンプに関わる3者(こども,親,スタッフ)が,それぞれの立場で主体的に参加し,それぞれの学びがある。それをつなぐものがサポートブックというしくみです。
これが成立するためには,少人数のキャンプであることが必要ですね。よかにゃんキャンプを全国に発信することで,よかにゃんのような小さなグループがたくさんできるといいなと思います。逆に言うと,よかにゃんに希望者が殺到して参加者が増えていくという状況は避けたいですね。
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