(By BG3Photo)
気象庁が把握している落雷被害は,ほとんどが7月と8月に集中している。日本における落雷での死者数は年間14名程度。平成8年に起こった部活中(大会中)の落雷事故では,学校や体育協会に賠償金の支払いを命じた判決が確定した。
気象庁のサイトに,現在の雷の状況を地図上で確認できるページがある。4段階の活動度で色分けされて表示される。
YAHOO!の天気災害のページより。10分ごとの落雷の場所が色分けされて地図上に表示される。アニメーション表示もできる。
ウェザーニュースの雷チャンネル。4時間前からの落雷の場所がアニメーションで地図上に表示される。このページは,スマートフォンのアプリ「ウェザーニュース タッチ」でも見ることができる。(→ iTunes App Store)
東北電力のページ。5分ごとに最新情報に更新される。東北全域および各県ごとのページがある。
夏は落雷事故が最も多発する季節だという。7月31日、千葉県白子町の中里海岸で海水浴客ら9人が死傷した事故に続き、8月5日には長野県下伊那郡松川町のキャンプ場で落雷によって中学生が一時心肺停止、8月23日には東京都江戸川区の区営野球場で高校生3人がけがをするなるなど、今年も雷による事故は相次いで起こっている。
雷が発生しやすい4月から10月は、海や山へ出掛ける機会が多いため、落雷の危険にもさらされやすくなる。では、どうすれば落雷から身を守ることができるのか。財団法人電力中央研究所電力技術研究所 上席研究員の新藤孝敏氏に、落雷事故の要因や、適切な避難方法について話を聞いた。
月別に落雷の被害数を見ると,7月と8月が突出している。
学校行事や部活動中の落雷事故も多く記載されている。
大阪府高槻市で1996年,教師が引率して行なわれたサッカー大会の試合中に落雷に遭い,重度の障害を負ったもの。
西穂高岳落雷遭難事故(にしほたかだけらくらいそうなんじこ)は1967年8月1日に長野県の西穂高岳独標付近で高校生の登山パーティーが被雷した事故である。